映画『軽蔑』60周年 4Kレストア版公式サイト

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イントロダクション&ストーリー

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コメント

ジャン=リュック・ゴダール監督の『軽蔑』を4K修復版で見ることが出来るのは、きわめて刺激的な体験です。
その体験は、ルネサンス絵画を修復してみるときにも比較しうる驚きの感覚を与えてくれることでしょう。

― 中条省平(フランス文学者、映画評論家)

ゴダールの偉大さは、その映画人生で一か所に安住することなく、未到の地を黙々と開拓し続けたこと。
それゆえに後続の者たちにとって、彼を超えることは難しい。その多面性は異なるタイプの監督たちを刺激し、憧憬をもたらした。

― 佐藤久理子(文化ジャーナリスト)

『軽蔑』という作品の魅力は何よりもまず、女優バルドーの魅力と切り離せない。
終盤の舞台となるマラパルテ邸という建築史の傑作とバルドーの艶やかな肢体との組み合わせは、それだけで本作の神話的な価値を高めている。

― 堀潤之(映画研究者)

古代ギリシャの輝きと現代世界の鈍い光を対比させた、悲劇的で絶望的な作品。
そして、この“映画へのオマージュ”は、ゴダールの最高傑作の一つであり続ける。

― J. Tulard, Guide des Films.

簡潔で謎のない映画、『軽蔑』がその149ショットで示すのは、
映画には人生と同じように解明すべき謎は何もなく、
ただ生きること、そして撮ることしかないということだ。

― ジャン=リュック・ゴダール監督(1963年8月)